ハードディスク投げ選手権

趣味と仕事とごった煮状態 いつまで続くかは未定で不明

キャバと風俗の敷居の高さ云々

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「かくいう私も童貞でね」(合田一人攻殻機動隊2ndGiG)

と言えれば面白いけど運良く伴侶を得ることが出来たので説教も汲み取るような助言もこのエントリには出来ません。

ざっとコメント周辺を読むと風俗に行けと言うのはあれども何故かキャバクラへ行けと言う人が全くいない。
元の内容が童貞であることを儚んでいるから当然なのだろうが、タイトルに結婚とあるからには性交渉以外の恋愛その他諸々の経験全てを含めた喪失感があるのだと思う。
であれば疑似恋愛的な意味合いでキャバクラ等を勧める人がいても良さそうだがそうでもなかった。何故だ。

男にとって女性と接する目的の到達点が性交渉であると考えるからかもしれない。その到達点に行く前のあらゆるプロセスをすっ飛ばしては本来の「恋愛その他諸々の経験」が得られないのだが、これは今だからという話ではなく戦前には「筆下ろし」として儀式的に行われてきた事なのでよくよく考えると「まずソープ行け」というのも間違いではない。

かく言う私もキャバクラに入ったことがない。ガールズバーやラウンジ(と言う名のガールズバー)は行ったが営業形態が違うか。

折しも大阪ではボッタクリで芸人が暴れたニュースが出た時期だったのもあるし何度か行ったガールズバーもコミュニケーションが取れないのに酒だけ強請られて良い会話が出来ないところが多かった。
女性と会話する経験とスキルが乏しいと感じたので行こうかとも思ったが女性と会話する場所に会話出来ない人間が単身行くのはどうにも良いことと思えなかった。
コスパと切ってしまえばそうなんだろう。
もし気の合う同じ境遇の友人がいたら一緒に突撃したかもしれない。少なくとも二人で話せば繋ぎは出来たわけだから。
一人で入っても席には通してくれるだろうし横に女性もつくだろう。しかしもうそこから何を話せば良いのか分からない。

”なんでこの店に”と聞かれても答えられない。安そうだった 、なんとなく、失礼な回答だろうか。

”なにしにこの店に”と聞かれたらきっと帰りたくなる。疑似恋愛の為、会話したかったから、プロ相手に何様だこれ。

杞憂とは分かっていても他の業種と比べるとボッタクリの存在や不明瞭な会計システムや話題や会話力の多少等が分からず足踏みしてしまうのがキャバクラだ。

経験を得たいから行きたいが経験値が高くなければ楽しめなさそう。そんなジレンマを感じる。

景気のせいか業界自体も衰退傾向で若い男性を連れて飲みに行くおっさんも減ったという。
勧める人間が居ないということが勧められる場所ではないという暗黙の意見だろう。