ハードディスク投げ選手権

趣味と仕事とごった煮状態 いつまで続くかは未定で不明

田舎のコミュニティと交通

生まれ育った町が田舎だった。正確にはコミュニティは村規模で田舎というと更に田舎から罵られるくらい半端に田舎だった。

子供の頃から自転車移動が基本で田舎あるあるの車中心社会だった。

それでも自転車で30分走れば駅に行けて駅からそこそこ規模の街に行くことが出来るのだが、時間もかかるので大人はやはり車中心だ。

 

大人になって都会で住んでみると都会と田舎の違いで気づくことがある。映画館や大規模な文化施設が無いのは田舎だから仕方ないにしても、駄菓子屋が少子化で無くなったのも仕方ないにしても、個人の居酒屋・バー等がかなり無いということだった。

これは酒をコミュニティの1ツールとして利用できる人間からすると活用する場がないので由々しき問題である。馴染みと認識されれば自然と周囲の人間と知り合うことの出来る場がそもそも整備されていないのだ。

無い理由は単純に前述した車社会のせいである。昔であれば少し飲んだところで平然と運転していたらしいが、昨今はそうもいかず帰り足の確保ができない人から離れ、店自体もたちいかなくなるわけだ。

駅前はどうかというと車がメインの交通手段となると簡単に発展しない。実際私の最寄り駅前には書店すらなかった。

田舎は閉鎖的とはこういうことなんかなぁ。